チャドクガ刺されの薬「リンデロン」の効果・副作用・使い方 皮膚科医に聞いた話をまとめます。

リンデロン

チャドクガの毛虫に刺されてしまったときに使う治療薬として、「リンデロン」というものが有名です。

皮膚科を受診したときには、必ずと言っていいほど、この「リンデロン」という薬を処方されます。

さて、このリンデロンという薬。

「副腎皮質ホルモン剤」と書かれているところを見ると、ステロイドを含んでいることが分かりますが、使い方に注意はないのでしょうか?ステロイドにつきものの、安全性の心配は?

意外と知らないリンデロンの特徴について、分かりやすくまとめてみました。

<今回参考にしたもの>

赤ちゃんと子どものアレルギー&アトピーBOOK
日本病院薬剤師会医薬品インタビューフォーム「リンデロン」
筆者が受診した皮膚科医の話

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チャドクガ皮膚炎の治療薬「リンデロン」ってどんな薬?

軟膏

リンデロンとは、炎症を抑えるステロイドと、患部の細菌を抑える抗生物質を合わせた薬です。

チャドクガに刺されたときには、刺された箇所が赤くじんましんのようになり、かゆみや痛みを感じるため、思わず手で触ったり掻いたりしてしまいますよね。

赤み・かゆみ・痛み・腫れなどを抑える→ステロイド

手で触ったことによる最近の感染を防ぐ→抗生物質

という役割になります。

虫刺されに対する効き目は抜群で、日本病院薬剤師会医薬品インタビューフォーム「リンデロン」の資料によると、有効率は100%というデータが出ています。

↑上記リンクから抜粋

世の中100%有効という数字はないと思っていた筆者ですが、この結果はすごいですね。

チャドクガに刺されたときは、とにかくかゆくて、見た目も悪くて不快です。

早く治す目的のためには、リンデロンは処方されるべくして処方される薬ではないかと思います。

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リンデロン(ステロイド)の安全性は?

親子

リンデロンに含まれているステロイドには、抵抗を感じる人も多いですよね。

「強い薬」「副作用」というイメージが強くて、小さいお子さんに使うときにはためらってしまう親御さんも多いことでしょう。

ステロイドがなぜこれだけ警戒されているかというと、「長期間使い続けると、必ずと言っていいほど副作用が出る」からです。

リンデロンに関しては、間違った使い方をしたり、長期間使い続けることによって、皮膚が縮んでしわが入ったようになる・おできができるなどの副作用が報告されています。

ただし、薬においては他の種類のものでも「過ぎたるはなお、及ばざるがごとし」です。

ステロイドだけが悪者なのではなく、どれも「薬」と名が付く以上、正しい使い方があって、正しい使用期間があります。

リンデロンは病院で処方される薬ですから、お医者さんや薬剤師さんから使い方をよく聞いて、その通りに正しく使えば、そこまで過剰に副作用は恐れなくとも大丈夫です。

ちなみに、どれくらいの期間使うと副作用が出やすくなるのか?の目安については、2~3週間とされています。

筆者と筆者の子供(当時5歳)は、チャドクガに刺されてリンデロンで治した経験がありますが、その時は2~3週間も塗り続けなくとも、1週間くらいで患部はキレイに治りました。

※個人的な感覚です

皮膚科医に聞いた!リンデロンの正しい使い方

医者

ここからはご参考に、筆者の息子がチャドクガに刺されて受診したときに、皮膚科医が話していた「リンデロンの使い方」を記していきます。

リンデロンはこうやって使う!

※5歳男児、首から背中の広範囲をチャドクガに刺されたときの場合

  • 1日1回、清潔にした患部に薄く塗る(それ以上の回数は塗らないこと)
  • 患部の様子を見て、かさぶたになり湿疹のデコボコがなくなってきたら、使用をやめる
  • 刺激はない、しみることもほとんどない
  • もし塗ってみて状態が悪くなれば、すぐに使用をやめて受診すること

こんな感じです。

塗る部位や年齢、ステロイドの強さによって、回数が変わったり、やめ方が変わってくるのかもしれませんが、症状が治まってくれば無理に塗り続ける必要がないということです。

というワケで、チャドクガに刺されたときに処方されるリンデロン(軟膏)は、使い切ることはなく、相当余ります。

また刺されたときのために取っておこう・・・と思いたくなりますが、ベストなのは、「開封してから1か月以内に使う」ことだそうです。

1か月以内に、またチャドクガに刺されるのは災難ですし、だからと言って無理に使うことも副作用の関係上好ましくありません。

余ったリンデロンは、「お役目ご苦労様」という気持ちを込めて、処分した方がよさそうですね。(子供が間違って使ったりしないためにも!)

まとめ

チャドクガ

チャドクガに刺されたときの治療薬として有名なリンデロン。

その効き目や安全性、使い方の注意について、もう一度まとめてみましょう。

  • チャドクガの毒による炎症と、掻きむしりによる細菌の繁殖を抑える薬(ステロイドと抗生物質を混ぜたもの)
  • 虫刺されには抜群の効果を発揮する
  • 長期間(3週間以上)使ったり、間違った使い方をすると副作用が出る可能性がある
  • 安全に使うコツは、とにかくお医者さんや薬剤師さんの指示に従うこと!

暖かくなって過ごしやすい時期になると、全国で多くの人が悩まされる、チャドクガの毛虫刺され。

自然治癒ではキレイに治らなかったり、かゆみやブツブツが長期間続いてしまったりと、不快な症状に悩まされることになります。

皮膚科ではステロイド入りの「リンデロン」を処方されることがほとんどですが、筆者の経験上、塗れば本当に早く治ってくれます。

リンデロンを処方された際には、正しい使い方を徹底して、かゆみやブツブツとオサラバしてくださいね!

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