桜餅の葉っぱの種類って何?これ結局食べていいの??

桜餅の季節になってきました。
ところで、桜餅についている葉っぱ、どんな種類の葉っぱが使われているかご存知ですか?

「桜餅っていうからには、桜の葉?」
「これ、食べられるの?」
「どうやって作られているの?」

そのような疑問に応えるべく、まとめました。

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桜餅の葉っぱの種類って?

桜餅を包んでいる葉の多くは大島桜(オオシマザクラ)の葉。

大島桜は伊豆諸島中心に分布し、大きな白い花がつくため鑑賞用にもよく植えられています。
日本国内にはたくさんの桜の種類がありますが、中でも大島桜の葉は毛がなく芳香成分が多いため桜餅に使われているようです。

つまり、「いい〜香り〜」なんですね。

桜餅に使う葉は塩漬けにしてから、包むのに利用されます。
現代は作り物の葉の飾りもありますが、今でも桜の葉を使い続けるのは、葉の香りに加えて乾燥を防ぐためという用途が一つ。

そして葉は器という意味合いもあり、自然や四季を感じさせる日本のお菓子の奥深さを感じられるからかもしれません。

風情を愛する日本人だからこそ、葉っぱまでもお菓子の一部にしてしまう。
なんて素敵なことなんでしょう。

葉は食べられるの?

これ、気になりますよね。
小さい頃、「お母さん、葉っぱなんて食べちゃっていいの?」と質問した記憶があります。

桜餅の葉っぱは、
原則的には食べても健康に何も問題ないそうです。

工場で加工された桜の葉を利用していても、国産の桜の葉を原料にしているものが多数なので、多くは安心して食べることができますね。

葉の他に使われている原材料は製法により異なりますが、

・食塩
・ミョウバン
・酸化防止剤(ビタミンC)

などが知られています。

カロリーは100gあたり約50kcalなので、1枚では数キロカロリーとヘルシーですが、大量に食べると消化不良になる可能性もあるので注意が必要です。

ちなみにこちら↓の老舗の桜餅は添加物が一切入ってないそうですが、桜もちの葉っぱを「食べる・食べない」についてこのように述べています。

「葉は取る」というお方もあれば、「葉も一緒に食べるのが江戸っ子」という方もおられ、なかには「1枚だけつけて食べる」折衷派も。
もちろん正解はありません。食べ物は、やはりそれぞれのお好みで召し上るのがなによりだと思いますが、
当店では、桜葉をはずしてお召し上りいただくことをお勧めいたします。

※引用 向島 長命寿桜もち

やっぱり食べていいんですね。
そして食べても食べなくてもどっちでもいいようです。
筆者は好きなので葉っぱごとほおばります(笑)

ところでマナーを重視する場所では、葉は食べても食べなくてもどちらでも構いませんが、客先で出されたときは相手への心遣いを考えて、美しくいただくことが最低限のマナーのようです。

葉を食べる時は、桜餅を葉ごといただき、手で軽く覆ったり懐紙などがあればハンバーガーのように口元を見えないように包めば人の目を気にせず風流な感じで食べられます。
葉を残す時は、懐紙などでくるんで端に寄せておくと見苦しくありません。

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葉っぱと一緒に食べる桜餅の由来とは?

ところで、葉っぱごといただくこの革新的な和菓子「桜もち」はいったいつどこから始まったのでしょうか?

いわゆる「関東風」「江戸風」と言われる桜もちの由来はこちら。

桜もちの由来は、当店の創業者山本新六が享保二年(一七一七年、大岡越前守忠相が町奉行になった年)に土手の桜の葉を樽の中に塩漬けにして試みに桜もちというものを考案し、向島の名跡・長命寺の門前にて売り始めました。
※引用 向島 長命寿桜もち

ちなみに関西の大阪・河内の道明寺では、道明寺粉を保存食として用いていましたが、年月を過ぎて菓子となり、あんを包んで道明寺桜もちとなったようです。

東西で異なる、美味しい調理方法

東京発祥の桜餅と大阪発祥の道明寺は姿は似ていても異なるものです。生地の中にあんを入れ塩漬けの桜の葉で包むという点では同じですが生地が違います。
筆者は関西出身ですので、初めて「関東風」を目にした時は驚きました。

関東風


関東風や江戸風と呼ばれる桜餅の生地は、水で溶いた小麦粉を平鍋で薄く焼いたもの。
丸めたあんを生地で巻くように包みます。

関西風

関西風や上方風といわれている「道明寺」は道明寺粉を蒸したもの。
道明寺粉はもち米を蒸して乾燥させ、粗くひかれた粉です。
道明寺粉に食紅を合わせて赤色に蒸し、あんを包んで俵型に整えて塩漬けした葉で包みます。

まとめ

それではまとめです。
記事を書いていたら小腹空いてきました…。
桜もち買いに行こうかな(笑)。

・桜もちの葉っぱには、主に大島桜の葉が用いられている

・葉は食べることができる

・東西で異なる調理法がある

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