「七五三のお祝いにおばあちゃんから〇〇円いただいたけど、お返しはいくらのものがいいの?」
七五三のお祝い返しの金額、悩みますよね~。この記事を書いている筆者も子供の七五三を経験したので、同じく悩みました。
この記事では、
七五三のお祝い返しの相場について、マナー本には何て書いてある?
関東と関西の年配の人に聞いたらこんな答えが返ってきた!
など、いろいろ集めた情報をまとめていきたいと思います。
七五三のお祝い返しの相場に悩む親御さんの、参考になりますように!
一般的なお祝い返しの相場は〇分の1!
マナーに関する本(主婦の友社が出版している「最新ビジュアル版 冠婚葬祭お金とマナー大事典」や「冠婚葬祭贈答のお金マナー」など)やマナーに関するサイトによると、
お祝い金額の約三分の一から半額程度の品を「内祝い」として贈る
とありました。
1万円いただいたら→3000円~5000円のお返し
2万円いただいたら→6000円~10000円のお返し
3万円いただいたら→10000円~15000円のお返し
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という感じですね!
そもそも、七五三のような「子供に向けてのお祝い」にはお返しはしなくてもよいとされています。
しかし、最近では「きちんとお返ししないと」と考える親御さんが多く、ギフトショップなどでも当たり前のように七五三のお返しが提案されるようになりました。
いただいた金額の1/3から1/2!
まずはこれを「一般的な相場」として、覚えておきましょう。
個人的な感覚:関東と関西では相場の感覚が違う・・・
ここからは筆者の体験談となります。
筆者の子供の祖父母は、母方が関西、父方が関東に住んでいるのですが、両方にお祝い返しの相場について尋ねてみると、微妙に感覚が違うんですよね。
◆母方の祖父母が語る、関西のお祝い返しの習慣
「もらった金額の半返し!!(1/2)」←かなり力強く、半分だと主張
◆父方の祖父母が語る、関東のお祝い返しの習慣
「お返しは、要は気持ちだから」←具体的な相場の割合には触れず、気持ちを示せばよいとのこと
微妙に違うでしょ?
一般的なお祝い返しの相場は1/3~半額と言われているものの、関西ではきっちり半分返す習慣になっているところも多いです。
1/3でいいのか~と低く見積もっていると、もしかしたらお叱りを受ける場合もあるかもしれません。
贈り物で大切なのは「気持ち」と信じたいところですが、価値観は人それぞれ。
七五三のお祝い返しの相場として安心できるのは、いただいた金額の半分ですね。
お返しにはどんな品を選ぶ?
お返しの品は、基本的には「消えモノ」がおススメです。食べ物・日用品など、消耗品ということです。
その方が、受け取るほうも気がラクです。
最近では、お祝い返しの品もバラエティが豊かになってきましたが、根強く人気なのは次の3つです。
- お菓子の詰め合わせ(クッキーや和菓子など、2000円~4000円くらいの間であります)
- カタログギフト(2000円~50000円くらいまで幅広くあります)
- タオルギフト(3000円~10000円くらい)
いただいたお祝いと照らし合わせて選びましょう!
遠くに住んでいる人にお祝い返しを贈るなら、特産品も喜ばれますよ。
例えばわが家では、海に面していない地域の親戚に、海産物加工品のセットを送ったらとても喜ばれました。
どんな品がお祝い返しにふさわしいのか迷う場合は、お祝い返し専門のショップを利用してみるのもいいですよ。
>>写真入りメッセージカード、のし、包装紙が無料 お祝い返しギフト専門ショップ「ルメール」
お祝い返しの相場が分かったら、そのあとの品物選びには「相手が喜んでくれるものを贈ろう」という「気持ち」を込めたいものですね。
お祝い返しの品物には、きちんとのしを付けましょう!
詳しくはこちら>>七五三のお祝い返し!のしマナーは大丈夫?種類や書き方4つのポイント
まとめ
七五三のお祝い返しの相場は、一般的にはいただいた金額の1/3から1/2です。
しかし、地域によってはお祝い返しの相場へのこだわりに違いがあるので、近しい人に確認してみるのがおススメです。(個人的には、関西の方が半返しの文化が強いと感じる!)
子供の成長とともに、親もさまざまな習慣を覚えていきますね。
一緒に成長していくつもりで、これからも子育てにいそしんでいきましょう!
七五三については、こちらの記事も参考にどうぞ!↓
>>七五三のお祝い返し!のしマナーは大丈夫?種類や書き方4つのポイント