雷までの距離の測り方は簡単な計算で!実は〇〇キロ先でも危ない!?

雷

ピカッ!!ゴロゴロゴロ・・・

空を切り裂くように鳴る雷は、本当に怖いですね。

光ってすぐに音が聞こえると、「あれ?雷から近い距離にいるんじゃない・・・?」と不安になることも。

雷と現在地までの距離は、簡単な公式で計算することができます。いざという時に安全を確保するために覚えておきたいですね!

さっそく、雷と現在地との距離の測り方の公式をお話していきます!(※記事の後半では、雷から身を守る方法もまとめました。最後まで読んでみてくださいね。)

この記事で参考にしたもの

  • 大日本電気学会「雷から命を守るための心得」
  • 気象庁「雷から身を守るには」


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雷と現在地との距離の測り方【計算方法】

時計

雷が自分のいる場所からどのくらいの距離で発生しているのか?これは、次の式で計算することができます。

雷までの距離(m)=340(m/秒)×光ってから音が聞こえ始めるまでの時間(秒)

光った!と思ったら、スマホのタイマーなどを使って「ゴロゴロ・・・」と鳴り始めるまでの秒数を計ってください。

その秒数に340をかけた値が、雷までの距離を示しています。

ちなみに340(m/秒)とは、音が空気中を移動する速さのことです。昔、理科の授業で習った記憶がある人も多いのではないでしょうか?

本当は雷が落ちた瞬間に、その地点では大きな音が鳴っています。しかし離れた地点では、音が移動するタイムラグがあるため、光ってから鳴るまで時間差があるように聞こえるのです。


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雷からどのくらいの位置にいると危険なの?

雷を見る人

「光ってから音が鳴るまで時間があるから大丈夫、ここには落ちないよ」

と安心してはいけません!雷の音が聞こえているうちは、危険地帯にいると覚えておいた方がいいのです。

つまり、自分のところに落ちてくる可能性はゼロじゃないということです。

雷は雷雲の真下だけに発生するものではなく、雷雲の周辺17キロにわたってランダムに落ちる特徴があります。

なので、光ってから音が鳴るまで時間があるから大丈夫・・・と思っていても、次の瞬間には近くで落ちる可能性もあるのです。

ちなみに雷の音が聞こえる距離は、落雷地点から約10キロくらいまでと言われています。

さきほどの公式に当てはめると、

10000(m)=340(m/秒)×光ってから音が聞こえ始めるまでの時間(秒)
光ってから音が聞こえ始めるまでの時間(秒)=10000/340=約29秒!!

29秒タイムラグがあっても、まだまだ油断できないということになります!

雷から身を守る方法

雷から身を守る方法には「ゴム製のものを身に付けるといい」とか「地面に伏せればいい」みたいに、いろんな俗説が出回っていますよね。

しかし、よく調べてみると、「正しい知識がないと危ないんじゃない!?」という結論に至りました。

ここからは、大日本電気学会が公表している、雷からの身の守り方を簡潔にまとめてみたいと思います。

①雷音が聞こえたら〇〇〇の中に入れ!

鉄筋コンクリート

雷のゴロゴロ・・・が聞こえたら、まず初めにやること。それは、『ファラデーケージ』の中に入ることです。

ファラデーケージとは、電気を通す物体で囲まれたモノのこと。

ファラデーケージの「中」にいれば、もし雷が当たっても、電気を通す物体の囲いが雷を地面に逃がしてくれます。(軒下は電気が逃げる際に地面から感電するのでNG!)

ファラデーケージ

※ファラデーケージのイメージ

ファラデーケージの身近な例は、次のようなものが当てはまります。

鉄筋コンクリートの建物・丈夫なプレハブ製の建物・車・電車・バス・トンネル など

雷がゴロゴロなったら、まずは近くのファラデーケージの中に速攻で移動!!

②家の中では〇〇〇に近づくな!

コンセント

雷が鳴ったら自宅待機。これも比較的安全な方法です。

ただし家の場合、もし雷が近くに落ちたら、テレビ線や電話線、コンセントから電気が侵入してくる可能性があります。

雷が鳴ったら電化製品には近づかないほうが安全です。(さらに言えば、壁からも身を離しておいた方がもっと安全です)

ちなみにこの記事の筆者は、過去に自宅のコンセントからの雷侵入で、パソコンが一台おシャカになったことがあります。

「家の中に雷なんて入ってこないって~」と甘く見ていると、ある日突然大事なデータがやられるかもしれません。十分ご注意を!

※それよりも大事なのは命です!

③逃げ場がない!!とピンチに陥ったときの2つの対策

「だだっ広いところにいて、近くに建物が何もない!」

そんなピンチの時には、次の2通りの方法で雷から身を守りましょう。

  1. 電柱や鉄塔のそばの「保護範囲」で姿勢を低くする
  2. その場で姿勢を低くする(※正しい姿勢で!)

電柱や鉄塔のそばの「保護範囲」って!?
雷の保護範囲

※保護範囲のイメージ

上のイメージ図のように、電柱や鉄塔などの高い建物(4m以上)のてっぺんを45度の角度で見上げる位置で、なおかつ建物から4m以上離れたゾーンを「保護範囲」と言います。

保護範囲は、雷の直撃をまぬがれやすい場所です。

ベストは建物の「中」の避難ですが、どーーーしても周りに入れそうなモノがない!という場合は、保護範囲を見つけて避難します。(この時にとる姿勢については、次を読み進めてください)

むやみに「伏せる」と危ない・・・

海や広い草原などにいて、このあたりで自分が一番高いモノだ!となった場合は、かなり危険です。雷は高いところめがけて落ちてくるので、立った姿勢から低い姿勢になる必要があります。

「低い姿勢」と聞くと、地面にベターっと伏せるようなイメージをしがちですが、実はこれも危ない!近くの地面に落ちた電流が伝わって、感電する可能性があります。

雷から身を守るための「正しい低い姿勢」とは・・・

  • しゃがむ!(おしりは地面に付けない。地面に接しているのは両足のみ)
  • 前かがみになる!(しゃがんで丸くなる感じです)
  • 親指で耳をふさぐ!(音で鼓膜が破れるのを防止する)
  • 親指以外の指で頭を抱えて下を向く!

です!

こうやって見ていくと「身を守るための正しい知識」はとっても重要なことがわかりますね!

まとめ

雷雲

雷までの距離は、次の式で計算できます。

雷までの距離(m)=340(m/秒)×光ってから音が聞こえ始めるまでの時間(秒)

1秒=340m
2秒=380m
3秒=1020m
4秒=1360m


ただし、音が聞こえるまで何秒もかかったから大丈夫だよ!と、安心してはいけません。

「雷の音が聞こえるうちは危険」

これくらい用心しておいてちょうどいいくらいです。

音が聞こえたら、距離を求めるよりも先に、安全な場所に避難してくださいね!

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