母の日は毎年5月の第2日曜日。2017年の母の日は5月14日ですね。
母の日はゴールデンウィークが終わってすぐということもあり、今年の母の日はいつだっけ?とうっかり忘れてしまうこともあるかもしれません。
ところで、母の日って世界でも祝われているのってご存知でしたか?
つまり母の日はある意味世界共通。
みんなママのことが大好きなんですね。
筆者はパパなので、パパとしては複雑な気分ですが(笑)
もちろん地域によって、祝い方や「母の日」とされる日は微妙に違います。
今日はそんな世界で祝われている「母の日」について、「日本と共通する点」や「日本と異なる点」についてまとめました。
Contents
母の日の起源は?
お母さんに感謝を伝える「母の日」はアメリカで生まれた習慣。
その起源は、1907年5月12日にアメリカのウエストヴァージニア州でアンナ・ジャービスという女性が亡くなった母を偲んで、母が好きだった白いカーネーションを教会で配ったことがきっかけです。
アンナは発起人となり、母を敬う機会を作ろうと母の日をアメリカ全土に広める活動を始め、1914年に5月の第2日曜日が国民の祝日「母の日」だと正式に定められました。
その間、わずか7年!こんなに短期間で、国民の休日に制定されるなんて驚きです。
その後世界中に広まり、現在も世界各国で母の日やそれに代わる日が定められています。
日本と共通する点が多い世界の母の日
・アメリカ
母の日発祥の地アメリカも日本と同様に5月の第2日曜日が母の日です。現在でもカーネーションを贈る習慣があります。
・イタリア
イタリア:5月の第2日曜日
イタリアの母の日は日本とけっこう似ています。各家庭でお母さんにカーネーションなどの生花・メッセージカードなどのプレゼントをプレゼント。日頃の感謝の気持ちをあらわします。ってほとんど日本のまんまですね。
イタリアは母(マンマ)の国、と言われるぐらいですが、イメージほどは盛大に祝わない様子。
・オーストラリア
共通して5月の第2日曜日が母の日です。オーストラリアでは母の日は重んじられているため、ホテルなどで過ごす「母の日特別プラン」も用意されているそうです。母の日には、なんと菊の花を贈ることが一般的です。しぶいですね。
・フィンランド
同じく5月の第2日曜日が母の日。子どもたちは「ヴォッコ」という二輪草の野の花を摘んできてお母さんにプレゼント。ミニバラを贈る人も多いようです。母の日の朝は、家族がベッドまでプレゼントと朝食を運ぶ習慣もあるそうです。うーん、北欧の人の優しい人のイメージ通りだ。
・トルコ
トルコも5月の第2日曜日が母の日です。トルコでは、子どもがいる女性全員に「母の日おめでとう」と伝え合うそう。プレゼントは典型的な白い花束の他にも、好みに応じて花や洋服などを贈ることも現在では多いようです。
日本でも「お母さん、おめでとう!」って言ってみてもいいかもしれません。
日本と少し異なる世界の母の日
・タイ
タイでは「タイ・シリキット国王妃」の誕生日である8月12日が母の日です。
王妃の色は青と決められているので、国民は、母や王妃への感謝の気持ちをこめて水色の服を着てお祝いします。贈り物に多いのはジャスミンの花です。ジャスミンも青いですもんね。
タイ人にとって母の日はとても大切な日なので、遠くにいても必ず実家に帰るそうです。
なんていい国なんだ!!
・フランス
フランスは5月の最終日曜日が母の日です。ただし、キリスト教の精霊降臨の日が同じ日曜日の場合は、6月の第1日曜日を母の日とするそうです。
カーネーションを贈る人は少数ですが、他のプレゼントを贈り母に感謝の気持ちを表すという習慣があります。
・エジプト
エジプトでは3月21日が母の日です。母の日のプレゼントには、カップセットやスカーフなど好みのものを贈ります。
学校や幼稚園では踊りの発表会があったり、先生からお菓子やケーキが贈られるイベントも行われることも多いようです。けっこう国民的行事な感じですね。
・ネパール
4月末から5月上旬の1日を「母の顔を見る日」と定められています。プレゼントに甘いお菓子やタマゴ、果物などを贈ることが多いようです。
ネパールには多くの民族や宗教がありますが、その中でもネワール族は結婚して初めての「母の顔を見る日」に娘はごちそうを作り、実家の母のもとへ持って行くというしきたりがあるそうです。
なんだろ、「初任給を親にあげる」みたいなノリなんでしょうか。
・イギリス
イースターの2週間前の日曜日が母の日です。
イースターの日も「春分の日の後、最初の満月の次の日曜日」と毎年異なるので、母の日が毎年違う日になります。そのため、母の日をうっかり忘れてしまうこともあるそうです。だめだよ!おかんは大事にしなきゃ!!
・韓国
韓国語では5月8日に父の日と母の日を一緒に祝います。
プレゼントはカーネーションを派手にデコレーションしたものや、健康グッズや現金など豪華なものを贈ることが多いようです。儒教国ならではの、親を大事にする習慣ですね。
・ハンガリー
ハンガリーでは、5月の第1日曜日を女性の日としてお祝いします。子供からおばあちゃんまで女性皆に花やプレゼントが贈られます。プレゼント代がかさみそう…(笑)
まとめ
うーん、ママがうらやましい!!
こんなにもママたちは世界各地で祝われているんですね!!
日本でも今年もママに感謝の気持ちを伝えましょう。
パパも忘れないでね(笑)