みんな大好きわらび餅。日本の心です。
でも冷やし方を間違えたばっかりに変色したり弾力がなくなったり、せっかくのおいしいはずのわらび餅の味が落ちてしまった…。
そんな経験をしたことはないでしょうか?
今日はせっかくの美味!なわらび餅の味を、できるだけなが〜く楽しむために、その冷やし方や注意点をまとめました!
Contents
冷やし過ぎには要注意でっせ!
わらび餅を冷やして食べるのが好きな人、多いでしょうね。
特に暑くなるにしたがって、「しっかり冷たくしたい!」と思うかもしれません。
あの、ツルツルでヒヤヒヤな感じは、アイスクリームなどとは違って優しい冷え加減(そんな日本語あるんかな 笑)
だが、しかし!経験のある人もいると思いますが、わらび餅は長時間冷やすと弾力がなくなってしまい、コンニャクやナタデココのように硬くなり、残念ながら食べにくくなってしまいます。
また、
冷やし過ぎると固くなる→のどに詰まりやすくなってしまう→危険!なので、やはり冷やし過ぎないように注意が必要です。
アイスや氷のようにキンキンに冷やして食べるものではおまへんよ!!
美味しくなる冷やし方をご紹介
ではでは、冷やしすぎて固くなることもなく、ほどよく冷える「いい冷え加減」な冷やし方はどんな感じでしょうか?
その1.食べる直前に冷やす!
わらび餅は長時間冷やすと白くなっちゃいます!食べる直前に冷やしましょう。
それまでは常温の暗所(でも夏は注意)に置いておきます。
10~20分程冷やすことで適度に美味しく食べられます。
2.氷水で一気に冷やす!
わらび餅をボウルやパットに広げて、氷水を敷いたもう一つのボウル上に重ねて一気に冷やします。
約10分~15分が目安です。作りたてのわらび餅を冷やす場合も氷水で冷やすと、冷蔵庫で長く冷やすよりも美味しく出来るといいます。
3.冷蔵庫で冷やすなら短時間で!
どんだけ繊細なんだ!わらび餅!!
乙女のお肌と一緒で冷気に長時間あたったらいけないの。
冷蔵庫で冷やす場合は、しっかり水分をとって入れましょう。
ううむ、まさに乙女の肌のようだ。
わらび餅は水につけるとほぐれやすくはなりますが、かと言って水に浸したまま冷蔵庫に入れると冷え過ぎて硬くなってしまうことがあるのでご注意を。
冷蔵庫に入れる時間は長くても2~3時間を目安に取り出した方がいいかも…。
わらび餅のわらび粉の割合にもよるので一概には言えませんが。
本格的な甘味処のわらび餅は「冷蔵庫に入れない」と指示があったり、冷蔵庫で冷やすとしてもあくまで短時間をおすすめしているはずです。
ちょっとの工夫でさらに美味しく
そして、さらに冷えたわらび餅を美味しく食べるための、ほんのちょっとの工夫をご紹介します。
クッキングシートで弾力をキープ
クッキングシートをわらび餅の上から密着させるようにかぶせると、冷やしている間も表面の乾燥を防ぐので、作りたてと変わらないんじゃないか!?ってぐらいの食感に近づけて食べられるでしょう。
冷蔵庫で冷やす場合には特におすすめです。
タピオカ粉を混ぜて作る
特に本わらび粉を使ったわらび餅は無添加で化学調味料を使用しないことが多いので、その分変色しやすい!時間が経つと白くにごった色になることがあります。
もしわらび餅を自分で作るなら、
変色を防ぐためには、タピオカ粉を使ってわらび餅を作るのがおすすめです。
タピオカ粉(またはキャッサバ芋澱粉と表記されています)は、性質により変色することはありません。
わらび餅粉の代用にタピオカ粉を使うか、3割程度置き換えるだけでも十分でしょう。
プルプルとした食感は変わりません。
まとめ
【冷やしすぎに注意!】
冷え冷えが美味しいからって冷やしすぎないこと!
ほどよく冷やして、風情と一緒にいただきましょう。
【美味しく冷やすには】
・食べる直前に冷やす
・氷水で一気に冷やす
・冷蔵庫に入れるのは2〜3時間程度
【ちょっとひと工夫でさらに美味しく】
・クッキングシートでうるおいをキープ
・タピオカ粉を混ぜてつくる