ま、まさかいびきの原因が愛用のこの枕だったなんて…。
家族に「もーうるさいねんて!!」と寒い目で見られているあなた。
先日はいびきの原因が鼻づまりにあるかも、ともお伝えしましたが、その他の原因の一つに枕が上げられるそうです。
もしかしたら枕を改善すると、いびきも少しはマシになるかも!?
寝具店に行く前に予習をしたい!そんなあなたのために書きました。
Contents
枕が原因でいびきをかいてしまう仕組みとは
毎夜いびきをかいている人は、もしかしたら枕の高さが合っていないかもしれません。
いびきをかいているときは、気道が狭くなり酸素を十分に取りこめていない状態。
いびきが起こる原因は、肥満による脂肪や舌で、首や喉のまわりの気道のスペースが狭くなってしまうためと言われています。
実は、高すぎる枕や低すぎる枕の上で寝ることも、気道をふさいでしまうそうなのです。
いびきが続くと、眠ったつもりでも疲労感が残ってしまいます。
意外とこの疲労感によるダメージは大きいのではないでしょうか。
そして怖いことに、
呼吸が一時的に止まる「睡眠時無呼吸症候群」を引き起こす可能性もあります。
筆者の妻のように「あんた夜中に呼吸止まっていたよ。ひゃっひゃっひゃ」とファンキーに受け止めてくれる家族ばかりならいいのですが、普通は心配です。超心配してくれてるはずです。
そしてなにより「睡眠時無呼吸症候群」はほっとくと命にも関わると言われておりますので、早めに対処したいところです。
心あたりがある人は、いびき対策法のひとつとして枕を変えてみてはいかがでしょうか?
その枕、ダメかも…。いびきをもたらす可能性のある枕。
では具体的にどのような枕が、いびきをもたらす可能性があるのでしょうか?
以下に紹介する枕は、もちろん全て当てはまるわけではありませんが、一度自分の寝室に疑いの目を向けてみてもよいかもしれません。
1.高すぎる枕…
いびきをかく人の多くは、高い枕を好んで使っている傾向があるといいます。
昔の殿様みたいな高い枕ではないでしょうけど、自分では「これが最適!」と思っていた枕が実は高すぎだった…。なんてことはよくあるのだとか。
高い枕は自然と頭が上がって首がまがり気道を狭くしてしまいます。
また、高過ぎる枕は首にシワを寄せてしまいます。
寝ている間中、首にシワが寄り続けるとシワが定着してしまう可能性もあるので、美容の観点としてもよくないですね。
しかし、昔の殿様はなんであんな枕で眠れたのか…。
2.ウレタンの枕…
ううむ…これは盲点!!
低反発ウレタンの枕は徐々に頭が沈んでしまい、ますます呼吸を妨げてしまうそうです。
また、あらかじめ中央にくぼみがあり頭を乗せやすい形をした枕もありますが、人によっては枕の高さが合っていないかもしれません。
「低反発だ!」というスペックよりも、「自分に合っているかどうか」が大事なんですね。
3.ふかふかの羽毛枕…
ふかふかの羽毛枕ァァァ!!
お金持ち感!!憧れるゥゥゥゥ!
しかし、
いびきの原因になるかも、という点では考え直した方がいいかも。
柔らかい羽毛の枕って頭が沈みこみませんか?
羽毛枕は高価なものが多いですが、「高いから良い」との思い込みには注意。
やっぱり自分に合った枕を選ぶことが最も良いでしょう。
枕を購入するときはつい好き嫌いで選びがちですが、好みの枕と身体に合った枕は一致しないことも多いです。いびき防止には頭と体に合った枕を選ぶことがおすすめです。
ちなみに筆者は一時期高級クッションを買った時に、嬉しすぎてなぜかそれを枕にしていましたが、妻に「あんたまた息止まってたよ、ひゃっひゃっひゃ」って言われてましたね。
見直そう、自分に合った枕
では、枕を見直すには、どのような基準で考えればいいのでしょうか?
世の中には快適に睡眠を取るために、枕のアドバイスをしてくれる寝具店なんかもあります。
まずは予習をして、お買い物に備えてはいかが?
1.高さは6cmまで
人の頭のかたちによって異なりますが、枕の理想の高さは2~6cm程度と言われています。
仰向けで寝た時にあごが上がり下がりし過ぎず、顔の位置が立っている時と変わらない程度の枕の高さが最も負担がなくいびき防止の効果が高いでしょう。
つまり、その枕を使って「実はなんかストレス感じてたんだよねー」という枕は、ご自身に合っていないのかもしれません。
2.横向き寝専用枕
なんと!抱き枕ならぬ「横向き専用枕」なんてあるんですね。
仰向けに寝るといびきをかくことが多いという人は、横向き寝専用枕はいかがでしょうか?
形状とカーブによって、寝ている間も自然に横向きをキープできるという優れもの。
ところで、このような横向き枕を使わなくても横向きに眠る方法もあります。
いびきをかくのはほとんどが仰向けのときだそうです。
横向きに寝れば気道が細くなるのを防ぐことができるので、いびきを予防に役立つでしょう。
横向きに寝ていても、無意識に仰向けになってしまうという人はこんな工夫があります↓
・枕の片方の下に少し折ったタオルを敷き枕に傾斜をつける
・背中に丸めたタオルを入れるのも有効。
仰向けになろうとしても、自然と横向きに戻るようになります。
筆者は毛布を奥から段のように折って置く時がありますね。
まとめ
・枕の高さが自分に合っていないと、いびきの原因になる事がある
・高すぎる枕、低反発ウレタンの枕、羽毛枕などは要注意
・枕の高さは2〜6cmぐらいが望ましい
・横向き専用枕などもある
横向きで眠ることで改善されることも
それでは、よい夜を!!
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